(右が門川大作・京都市長)
19日、森岡隆三コーチと祖母井秀隆GMが京都市役所を表敬訪問した。
森岡コーチは今季から京都サンガと業務提携を結んでいる佐川印刷京都(JFL)へ派遣されており、同時にS級ライセンス取得に向けた講習会も受講するなど精力的な日々を送っている。
そのS級ライセンスのカリキュラムの一環として定められている海外研修先が、イタリア・セリエAのエンポリに決まった。また、エンポリから1時間ほどの距離にあるフィレンツェ市は京都市と姉妹都市の関係にあり、来年で提携50周年という節目の年となる。そうしたこともあり、今回の表敬訪問では門川大作・京都市長からダリオ=ナルデラ・フィレンツェ市長への親書を託されている。
森岡コーチがヘッドコーチを務める佐川印刷京都はJFLでセカンドステージ優勝(&年間1位)を果たしており、11月23日と29日にホーム&アウェイで行われるチャンピオンシップに挑む。森岡コーチはその後、イタリアへ向かうことになる。研修期間は12月1日から14日まで。その間、エンポリのトップチームの練習に帯同。また、セリエAの2試合や、フィオレンティーナvsユベントスのビッグマッチ、ヨーロッパリーグのグループリーグ最終節なども観戦予定だという。
森岡コーチは「エンポリは町としてはそれほど大きくないけれど、いいサッカーをしている。(イタリア代表DFルガーノら)若くて優秀なDFもいる。どういうチームマネジメントをしているのかを見てみたい。トップチームだけでなく育成年代も含めて、見れるものは何でも見たいし、聞けるものは何でも聞きたい。カルチョとイタリアン(フード)に浸ってきます」と話している。
(京都担当 雨堤俊祐)
2014/11/20 07:00