約3週間の中断期間を挟み、今節はアウェイでの徳島戦を迎える鳥栖。鳥栖にとってアウェイの徳島戦と言えば、やはり11年の第37節、勝ち点65で並んだ徳島との直接対決に勝利し、クラブ史上初のJ1昇格を事実上、決定した試合だろう。その試合以来の鳴門大塚での試合に向けて当時を知る池田圭も「もちろん、悪いイメージはない」と前向きだ。
同じく、その一戦を知る藤田直之も当時を思い返しながら「鳥栖というクラブ史上、1番大事な試合だったかもしれない。緊張感もあったけど最初のチャンスで(キム・)ミヌが決めてくれた。あのときは試合後にサポーターと良い雰囲気で喜び合えたので今回も同じような形にしたい」と前回同様の勝利を誓っていた。優勝の可能性は厳しいがACL出場権のラインとなる3位以内は自力での可能性を残すだけにチームの合言葉は「3連勝するしかない」(藤田)。まずは第一関門となる鳴門大塚攻略を目指す。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2014/11/18 19:52