チームが苦境に立たされても選手間に不協和音が巻き起こらない一方で、優勝しても変に浮かれないのは、マイペースな選手たちが多いG大阪の特徴だ。
7年ぶりのナビスコカップ制覇から2日間のオフを挟み、11日に始動した選手たちは、早くも敵地で行われるJ1第32節・浦和戦を見据えている。
「徐々に切り替わると思う。そんなに浮かれている選手はいなかった」という長谷川健太監督の言葉通り、阿部浩之も「逆にもう嬉しさはなくなってきた。もう次に切り替えないといけないし、シーズンが終わった後にナビスコ優勝を振り返りたい」と語る。
埼玉スタジアムでの2度目の「決勝戦」に向けて、G大阪は早くも戦闘モードに切り替わっていた。
(G大阪担当 下薗昌記)
2014/11/12 07:00