今節は昇格の懸かった松本をホームに迎えての一戦。相手に注目が集まるが福岡としても簡単に引き立て役になるわけにはいかない。チーム最年長の古賀正紘は「自分の経験上、そういった試合というのは自然とモチベーションが上がるし、もちろん、相手が勢いもあって強いというのはわかっていますけど自分たち自身もそういった部分を意識することでモチベーションが上がる。それだけに頼るわけにはいかないけどモチベーションが上がらない理由はない」とモチベーションの高さを強調する。
というのも古賀には実体験があるからだ。「名古屋時代、浦和の初優勝が懸かった試合の相手が自分たちだったんですけどモチベーションも高くて良い試合ができて勝ったんですよ」と04年2ndステージ第13節で浦和を撃破した経験を引き出しながら語ってくれた(他会場の結果もあり最終的にはこの試合で浦和の優勝が決定)。今回も他会場の結果次第だがまずは自分たちができること。松本からの勝ち点3奪取に全力を注ぐ
(福岡担当 杉山文宣)
2014/10/30 07:00