前節・長崎戦(第36節/2○1)ではクロスでディエゴの同点ゴールをアシストし、のちの逆転につなげたキム・ボムヨン。しかし本人は「自分のクロスの精度がけっして良かったわけじゃなく、周りの選手がカバーしてくれてああいうゴールが生まれることになった。そういういい選手たちがいる」といたって謙虚。そして、「自分のいまのクロス精度が50%だとしたら、60%、70%まで上げればもっと得点の機会も増えると思うので、そういう部分は突き詰めてやっていきたい」とさらに精度を上げるために努力する姿勢を示す。
チームは天皇杯の準々決勝(15日・北九州戦)を控え、その後(19日)にはプレーオフ圏内に勝ち点2差まで迫った状態で6位・岡山との対戦を迎える。アグレッシブなプレーで左ウイングバックに定着しつつあるキムは「リーグ戦も天皇杯も佳境に入ってきている。出る試合は全部勝ちたいし、体が動かなくても、気持ちがあれば体も動く。そういう部分で気合いは入ってる」と意気込みを語っていた。
(山形担当 佐藤円)
2014/10/13 18:53