8日の韮崎中央公園芝生広場で元気に飛び回っていたのはトンボ。秋はトンボのよく飛ぶ季節だが、今日は甲府のプロ選手に対しても常に数的優位を作り、運動量でも上回る圧倒的なパフォーマンスを見せていた。
トンボは後ろには決して退かず、前方向にだけ飛び続ける習性を持ち、この国では古来より“勝ち虫”として尊ばれてきた。
今日の練習後にはそんな縁起のいいトンボが、土屋征夫の光り輝く頭頂部に飛来する一幕があった。左ひざ前十字靭帯を損傷し、長いリハビリに取り組む40歳の大ベテランにとって“幸せのトンボ”となることを願いたい。
(甲府担当 大島和人)
2014/10/08 19:41