仙台はJ1第26節川崎F戦を1-1で終えた。「悔しさは本当に大きいのですが、それまで5連敗で悪い流れだった中で勝ち点1を取れたことも、忘れないようにしたい」と、関憲太郎は振り返る。
この試合で仙台は守備を立て直し「最近は(最終ラインの)裏を取られてのピンチが多かったので、川崎F戦では特にそのスペースのケアを再確認しました」というところを重視。川崎Fの攻勢を許した後半も「“回されていた”というより、自分たちの外側で“回させていた”というかたちにできたことが大きかった」という手ごたえを得ている。
今節の相手はまたタイプの違うFC東京だ。「攻撃陣が縦に速く、勢いもあります。“攻め残り”もあるので、相手の守備から攻撃への素早い切り替えに特に注意を払いたい」という関は、「大事なのは、前節にできたことを持続させること。前節で連敗を止めたといってもそこで満足するのではなく、次こそ勝たなければ」と、気を引き締めていた。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/10/02 19:19