J2第34節・横浜FC戦(2○1)で、2回の警告を受けて退場となった工藤浩平。本人曰く、12年目を迎えるプロ生活で退場したのは今回が初めての体験だそうだ。
2回目の警告は「チン(寺田紳一)にうまく飛ばれた(苦笑)」(工藤)と納得いかない様子だったが、それまでは攻守に渡って奮闘しており、工藤がピッチから離れる際にはスタジアム中から拍手が贈られている。
退場後は「ピッチの外から応援するしかなかったけど、試合が終わるまですごくドキドキした」(工藤)。チームは10人になりながらも守備で耐えて、ホームで2カ月ぶりの勝利を収めており、試合後は工藤もチームメートらと喜びを分かち合った。
次節・栃木戦は出場停止となるが、1日の紅白戦ではサブ組に入って主力組と戦っている。いつもとは違う立場で、チームをサポートすることになる。
(京都担当 雨堤俊祐)
2014/10/02 10:14