4-0の大量得点となった前節・讃岐戦の口火を切ったのは11分のCKの場面。3度続いた石川竜也のCKの3度目、ファーサイドでフリーになった舩津徹也がヘディングで折り返し、石井秀典のゴールにつながった。殊勲のアシストを記録した舩津は「いつも入ってるのとパターンを変えようと話しててうまくフリーになれた」と、その場面を振り返った。
ただ、あまりにもフリーだったのでシュートで良かったのではないかとも思われる。舩津の見解はこうだ。「ゴールのほうに向かってヘディングして、入ればいいし、誰かが触ってくれたらいいなという感じ。ちょっとズレたが、狙いどおりっちゃ狙いどおりだし、狙いどおりじゃないっちゃ狙いどおりじゃない(笑)」
自分で決め切れなかった悔しさは若干残っているようだが、「ゴールの方向に向かっていれば『触らんといてくれよ』という冗談もあったかもしれないけど、ゴール方向に行ってなかったので、触ってくれて良かった」と決めた石井に感謝していた。
(山形担当 佐藤円)
2014/10/02 07:00