8日に行われた第23節・福岡戦で、Jリーグでのリーグ戦初得点を決めた橋内優也選手。
「スカウティングから狙っていた」(橋内)というCKからのヘディングでした。「セットプレーで取れたことが嬉しかったですね。自分のリーグ戦初ゴールは二の次でした」と得点の感想を話してくれました。また、この試合には、高校(東海大学付属第五高等学校)時代の恩師である平清孝先生が観戦に来られていたそうで、「自分が出ている試合を、先生に初めて見てもらうことが出来ました。自分もプロに入って試合に出られない日々が続いて、先生も闘病生活を乗り越えられて。初めて見てもらった試合でリーグ初ゴールが取れて、良かったです。ある意味先生は持っていますね(笑)」と、笑顔で話していました。
(「九州のドン」(橋内選手)という平監督は、1978年に東海大五の監督に就任され、選手権に12回出場されています。09年に病にかかり現場を離れ、その後骨髄移植の手術を受け、闘病生活を乗り越えられて、昨季の高校選手権で総監督として現場復帰されています)
「この時期にスタメンとして試合に出続けているのは初めて」と話す橋内選手。斉藤選手と共に、CBで堅守を支えています。
(徳島担当 小田尚史)
2012/07/12 18:45