9月7日、仙台の練習場には4個のポリバケツが並んだ。前日の6日に練習試合をプレーした仙台は、この日の練習をクールダウンにあてた。心身両面のリラックスをはかるメニューのひとつが、このバケツを使った6人一組での競争である。
渡邉晋監督らスタッフ陣の模範演技に続き、競技開始。まずは6人で輪になって、2タッチ以内のリフティングをしながら、バケツのあるエリアまで移動する。このエリアではバケツを囲むマーカーの外からボールを入れる。ボールがバケツに入れば1ポイントを獲得、スタートに戻る。4チーム対抗で、3ポイントを最初に獲得したチームが勝利。他の3チームには腕立て伏せが待っている。選手達は悪戦苦闘しつつこのメニューに取り組んだあと、テニス形式の3対3もプレーした。
リラックスしたところで、来週(13日)の仙台はJ1第23節・新潟戦にのぞむ。「7月と8月に思うように勝ち点が取れなかったぶんを挽回し、9月からを実りの秋にしたい」という渡邉監督の言葉どおり、仙台は巻き返しを目指す。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/09/07 17:46