先日(8月28日)発表された日本代表メンバーで、プロ1年目の選手は二人だけ。その中でも発表前から話題をさらっていた武藤嘉紀(FC東京)はともかく、皆川佑介の選出には驚いた人も多かったはずだ。
しかし、中央大で皆川とともにプレーした大岩一貴は「メロ(大宮の今井智基。同じく中央大の後輩)のときもそうだったけど、一緒にやっているぶん、驚かない。俺はやれると思いますよ、アイツ」とその能力に太鼓判を押す。
「ポストプレーでボールが収まるということに関しては日本人でも一番うまいと思う。あれだけ強いやつは見たことがない」と皆川を絶賛した大岩。「来年はJ1で対戦したいし、J1でああやって試合に出れば、何かしらチャンスがあるとも思う」と後輩の飛躍をモチベーションにしていた。
J1の舞台を目指す戦いは終盤戦に入りつつある。大岩は「勝ち切るというのをクセにして、勝ち切るパターンに持っていきたい。どれだけ不格好でもいい」と決意を語り、まずは今節(第30節)・京都戦での必勝を誓った。
(千葉担当 片村光博)
2014/09/05 07:00