3日に行われた川崎Fとのナビスコカップ準々決勝第1戦(1●3)で右サイドバックに入った平野甲斐。一夜明けた4日、マッチアップしたレナトとの対戦を振り返った。
「前半に体を入れて止めた後、その後は寄せるだけでも、嫌そうな顔をしていた。手応えもあっただけに、PKにつながったドリブルの場面が悔やまれる。でも、あれは凄かった。あの角度で、あのスピードで入ってくるのか、と」。
本人も話すように、途中までよい守備もできていた分、PKの場面が悔やまれる。
直前の2失点目についても、「(小谷が)ミスした時、全体が一瞬、『そこでミスするなよ』という空気になった。ミスは付きものだから、あそこで、もっと早く寄せていれば防げた。そういう話も(長谷川)アーリア(ジャスール)くんとした」と平野は振り返る。
一度のミスが失点、ひいては勝敗に直結する守備の難しさはある。7日に行われるナビスコカップ準々決勝第2戦では、互いのミスもカバーし合えるチームの団結力が求められる。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/09/04 16:35