長谷川健太監督が宇佐美貴史に“ダメ出し”を行った。
J1第22節・新潟戦で4点目を決めたのは倉田秋だが、佐藤晃大が抜け出した瞬間、敵陣内のハーフウェーライン付近にいたのは宇佐美。宇佐美より遠い場所にいながら、疾風のごときロングランで佐藤のシュートに詰めた倉田を引き合いに、「あの場面は映像を見せて、『本来は貴史が行かないといけない』と話をした。(倉田)秋はハーフライン手前から走り出して、最後のところまで狙いながら詰めていた。逆に言うとああいうプレーが貴史に足りないところ」と長谷川監督。
昨年のG大阪復帰後、ストライカーとして確かな成長の跡を見せている背番号39の更なる飛躍を願うからこそ、指揮官も時に厳しい言葉をかけることを忘れない。
(G大阪担当 下薗昌記)
2014/09/02 19:32