9月14日に開幕の仁川アジア大会(サッカー競技)に出場する、U-21日本代表に選出されたMF荒野拓馬は「優勝を目指して戦ってくる」と強く意気込んでいる。かねてより「将来はW杯に出て優勝したい」と志を高く持つ若武者だけに、当然、アジアでも頂点を見据える。
今オフはメキシコ、昨オフはブラジルと、中南米のハードな環境に短期留学し、ハートを鍛えてきた。「メキシコの選手もブラジルの選手も、とにかく勝利への執着心がもの凄かった。自分もそこを見習いたい」と、昨季も今季も球際でのハードなプレーでその収穫を体現している。
「誇りと責任を持って戦う」。熱きサムライ魂を持った荒野の仁川でのプレーぶりに注目したい。
(札幌担当 斉藤宏則)
2014/08/22 16:56