13日に23歳の誕生日を迎えたのはペク・ソンドン。練習後にチームメイト、スタッフに生卵と水で手荒く祝福され、「みなさんに『おめでとう』と言ってもらい、嬉しかった。タマゴはちょっとくさかったけど(笑)」と表情を緩めた。
中盤の2列目として先発した10日のアウェイ・福岡戦は1-3で敗戦。それでも前半にポスト直撃のシュートを放つなど気を吐いた。「(シュートが)ポストに当たって入ると思ったけど・・・。もっともっと走るしかない」(同選手)。
磐田には12年に延世大(韓国)より加入。チョ・ビョングク(現・上海申花)ら先輩選手に支えられ、異国の地でプロ生活をスタートさせた。今季でプロ3年目。自炊を始め、通訳のサポートなしでも報道陣の取材に応じられるようになるなどピッチ外の面でも成長している。
23歳の目標は「個人の目標というより、チームの昇格が一番」と力強く語る。新ブラジル人MF・チンガの加入で定位置争いはさらに激しくなったが、持ち前の突破力でアピールする。
(磐田担当 南間健治)
2014/08/14 12:18