連戦中でも全体練習後のFK練習を欠かさない宮阪政樹。千葉戦を2日後に控えた28日も、いつものようにグラウンドに立てた人形にストレッチ用マットで目隠しをして練習を始めた。するとその隣で、いつの間にかFKを蹴っていたのが石﨑信弘監督。「バズ(宮阪)に見せてやろうと思って」とやる気は十分だ。
練習中でも強いボールを蹴ることがほとんどない石﨑監督。「久々にボールを蹴った。足首痛くって、ほんとサイドキックぐらいしか蹴れなかったんじゃけど」と言いながら、右足のインフロントで5本ほど蹴ったうちの1本がゴールイン。ポスト直撃も1本あるなど、まずまずの出来だった。
「やっぱマグレってあるんだよね」とまんざらでもない様子の石﨑監督に自身の選手登録の可能性について聞くと、「でもなあ、バズのほうが確率高いから」。右足のキッカーは、宮阪に任せる方針のようだ。
(山形担当 佐藤円)
2014/07/29 22:17