「『2位のチームに対してのモチベーションと今節のチームに対するモチベーションを変えてはならない』、『磐田戦の前半のようなサッカーをどのチームに対してもやりたい』ということは監督には昨日からずっと言われている」。
そう話したのは前節で古巣の2位・磐田との対戦を終えた松岡亮輔。特に前半は今季最高とも言えるパフォーマンスを実現したが、結果は0-1に終わり、松岡も試合後は「地力のあるチーム」と、磐田との力の差を認める発言をしている。
しかし、「自分たちから自滅したような後半、という捉え方はしていない」と悲観的な見方を否定。その上で、「そんなに悪くないのに、必要以上に悪いと思いがちになることで自分のプレーも縮こまるし、本来のプレーができない。それがチームに伝染していく。客観的に自分とチームを見ることができれば、チームとして成長できるのではないか」と、ここまでの積み上げを信じて今節の東京V戦に臨む。
(山形担当 佐藤円)
2014/07/03 18:17