村松大輔の徳島への期限付き移籍が決まり、30日新天地へと向かった。この日の囲み取材では「少しでも残留の力になれれば」と抱負を語っている。
村松は昨季、清水の公式戦全43試合中41試合に先発するなどフル稼働していたが、今季は六平光平、竹内涼らの台頭などもあり、リーグ戦7試合、カップ戦1試合の出場のみ。「現状を考えて」、出場機会を求め、この決断に至った。
一方、藤枝東高の同級生でもある河井陽介は、「会話する7割くらいがアイツだったから…」と、どこか悲しげ。キャンプでも同部屋で、初日に村松から「お前に伝えたいことがある」と切り出され、この事実を知ることになった。河井は「これから寂しさを感じるかもしれない」と話すも、村松とは「また半年後に一緒にやれたら良いね」と互いの健闘を誓い合ったようだ。
(清水担当 田中芳樹)
2014/06/30 19:25