前節、首位・湘南に破れ、勝ち点差を今季最大の『17』に広げられた2位・磐田。試合後、シャムスカ監督は「われわれの目標はあくまでもJ1に戻ること。勝ち点差を考えるとタイトルを獲りに行くことは少し厳しいと思う」と頭を抱えた。
チーム目標を『J2優勝』から『J1昇格』へ下方修正したとも取れる発言ではあったが、今週練習場で報道陣にそのことを問われると、「優勝をあきらめたわけではない」と否定。「逆転できる可能性はある。湘南戦の敗戦でブレることはない」と前を向いた。
湘南戦では試合直後すぐさま選手たちに声をかけ、鼓舞するなどメンタル面の修復に努めてきた。今節はアウェイ・山形戦。第19節終了時点で失点『15』と湘南に次いで失点の少ない相手との対戦となるが、「われわれの技術はJ1レベル。いまこそ山形の堅守を打ち破りたい」と闘志を燃やした。
(磐田担当 南間健治)
2014/06/26 14:37