和歌山キャンプ4日目の19日は、晴れわたる空の下での練習となった。
午前練習では、前からプレスに入るタイミングや後ろとの連動性を確認。「前から行ったときは、全体が1本のひもでつながれているような感覚で」との指示がマルコ・ペッツァイオリ監督からは飛んだ。練習後の囲み取材でのやり取りの中では、通訳から「ゲーゲンプレッシング」というフレーズも出た。
午後は紅白戦を実施。9対9(フリーマン1人)の変則マッチではあったが、その内容は非常に白熱した。その様子を見て、「サッカーがやりたくてウズウズしている」と話したのは杉本健勇。現在は部分的に合流し、ボールを蹴るメニューも行っているが、完全合流には至っていない。
その杉本、W杯も「けっこう見ている」と言い、「注目はオランダ。昨年のマンU戦でファン・ペルシーと対戦して以来、ボールの受け方などを見ている」と話す。
20日早朝の日本vsギリシャも「見ますよ。勝ってほしい。(柿谷)曜一朗が出て点を取れば盛り上がると思います(笑)」。本州最南端の町・串本町からブラジルの日本代表へエールを送った。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/06/19 18:55