浦和から山形へ緊急移籍し、17日の午後にチームに合流したばかりの山岸範宏。練習では安定したプレーぶりも然ることながら、翌18日に行われた紅白戦ではすでに多くの選手の名前、ニックネーム、キャラクターなどをインプットしていたようで、プレー中のコーチングでもチームメートの名前がスラスラ。プレーが途切れたわずかな時間に一人ひとりの名前を呼んで個別に指示を送る場面もあるなど、早くも経験値とプロ意識の高さを発揮している。
「記憶力は悪くはないと思うんですけどね」と話す山岸。しかし、17日に行われた新加入記者会見では、2項目以上の質問を聞かれると、答えている最中に「…もう一つはなんでしたっけ?」と聞き返すことがしばしば。果たして、記憶力が良いのか、悪いのか? 山岸は「昨日はテンパり気味で答えるので精いっぱいだった。記者会見は14年前の新人のときと、代表に入ったときぐらいしかしていないので緊張した」と弁明していた。
(山形担当 佐藤円)
2014/06/18 19:01