5月中旬の集中豪雨により大きな被害を受けたセルビアへの復興支援募金が第17節・東京V戦(1○0)で行なわれ、クラブは120,439円が集まったと発表した。
セルビア出身のバヤリッツァは、募金実施が決まる前の6月2日に「ジョコヴィッチ(セルビア出身のプロテニス選手)など、多くの人が募金活動に動いてくれている。クロアチアやボスニア・ヘルツェゴビナも手助けをしてくれている。昔では考えられないほどのお金が集まっているそうだ」と世界中で起こっている支援の輪を語っており、クラブも支援に動くことを決めた。
東京V戦の試合後、バヤリッツァは感謝の言葉とともに、3年前の東日本大震災でセルビアから多額の義援金が送られたことを引き合いに出して「あのとき、自分は中国でプレーしていたので詳しいことは把握できていないんだけど、そういうことはすごく大事だと思う。セルビアはお金がない国だけど、震災のあった日本へ義援金を送った。今回は日本の皆さんが募金活動を行なってくれた。お互いにとって良い交友関係があるのは素晴らしいこと。自分にとっても日本はセカンドカントリー(第二の故郷)だから」と、名古屋時代を含めて在籍5年目となる日本への思いを口にしている。
(京都担当 雨堤俊祐)
2014/06/11 15:06