シーズン序盤は控えに甘んじていたものの、守備の不調もあり、次第に出場機会を増やしている古賀正紘。今季は主に3バックの中央で起用されているが、酒井宣福が「システムというより古賀さんがいるか、いないか」と称賛するほど確かな存在感を示している。今節も先発が濃厚。仮に出場となれば、古賀にとってはこれが今季初のホームゲームとなる。
昨季、第39節・徳島戦(1○0)以来となるホーム戦を前に、本人は「今季はホームユニフォームを着ていなかったので、それを着られるのがまず楽しみ(笑)」と冗談めかして笑顔を見せていた。
前節・札幌戦(1△1)は土壇場で追い付かれてのドローだったため、今節に向けては「どんな形でも勝ち点3を取る」と勝利に向けて並々ならぬ意欲を見せている背番号5。今節は家族も観戦予定とのこと。父の日には一足早いが、一家の大黒柱として、チームの大黒柱としての存在感をピッチで示してくれるはずだ。
(福岡担当 杉山文宣)
2014/06/06 16:36