前節・京都戦(2○1)で先制ゴールを挙げた難波宏明。チームのムードメーカーでもあるため、今節・大分戦でもゴールが生まれれば、チームの士気が高まるのも必至だ。しかし、本人は「ゴールはナザ(リト)頼みです(笑)」と、なぜか人任せ(?)だった。
というのも、その理由は、オフシーズン中のトレーニングマッチ・大分戦(4○2)にある。「(大分・別府)キャンプのときにハットトリックをしているナザリトくんに任せる」。決してゴールを狙っていないわけではないが、この試合でエースが挙げた3得点のうち2つを演出したのがほかでもない難波だった。
「大分も進化しているとは思うけど、あの試合が僕とナザの(連係の良さの)ベースになっているところがある」
4日の練習後には宮沢正史とのひょんな出来事から「サンバ・ガンバ・ボク難波!」という謎のギャグが生まれ、そのままゴールパフォーマンス採用の方向に。それも、「ナザが点を取ってもやりますよ」と難波。チーム連勝のカギを握っているのは、京都戦で久々のアベックゴールを達成し、7ゴールずつを分け合う好調の得点ホルダー2選手なのかもしれない。
(岐阜担当 村本裕太)
2014/06/05 16:37