神戸は18日、控え組中心のトレーニングを実施。昨日の第14節・清水戦(1△1)でリーグ戦は中断期間に入るが、21日の鳥栖戦を皮切りに、ナビスコカップグループリーグの4連戦が始まる。この日の練習に参加した選手からは、公式戦出場への強い意気込みが伝わった。
その一人が、「試合に出たい」と出場意欲を隠さない田代有三だ。「個人的に調子は良い。チャンスをもらえたら頑張るだけ。ナビスコはすでに2敗しているので、4連勝しかない」と、高い士気をうかがわせた。
神戸はリーグ戦3位で中断期間に入ったが、シーズンはまだ序盤。田代は、「誰かが途中から出て活躍したり、良い刺激をチームに与えることが大切。今日はこいつ、次はこいつ、代わりの選手が活躍する試合を増やさないと」と話し、チーム力の底上げの大切さを指摘する。
そして、「翼(大屋)は甲府戦で良かったし、コウモ(河本裕之)も良さを出している。残り組は出場したときに、“違い”を見せられるように練習からやらないといけない」。背番号11は、強い意思で4連戦に臨む構えだ。
(神戸担当 小野慶太)
2014/05/18 16:55