今節・松本戦のポイントで石﨑信弘監督が真っ先に挙げたのは、岩上祐三のロングスロー。CBを相手ゴール前に上げ、実際に大きな得点源になっている。手前にブロックを立たせる対応策はあるが、「でもあの選手はあんまり気にしてないみたいだよ」と、あまり効果は期待できないか。その流れで石﨑監督がボソッと一言言い放った。「そこで変顔でもすりゃあええのにね」。
16日の紅白戦で、ブロック役を務めることになる選手に聞いてみると、「オレっすかね。…考えときます」と、まさかの前向き発言。次いで「相手は見てくれるんですかね?」とさらに話に乗り、「顔面に当てられそうで怖いですけど、当てられるぐらいの威嚇ができればいいです」と、何らかの方法でプレッシャーをかける意志を示していた。
この選手が誰なのかは当日のお楽しみ。変顔はおそらくないと思われるが、さまざまな駆け引きが行われることは期待して良さそうだ。
(山形担当 佐藤円)
2014/05/17 02:14