前節・栃木戦に2-3で敗れたことで、松本に僅かに残されていた昇格プレーオフ圏内となる6位以内の可能性が消滅しました。「試合後はさすがにへこんだ」と語った鐡戸裕史選手ですが、今は「良い形で終われるように、サポーターに勝点6(2勝)をプレゼントしたい」とプロとして気持ちを切り替え、残り2試合で選手たちは今季の集大成を見せる覚悟です。
ちなみに、その2試合の対戦相手は千葉と大分です。それぞれプレーオフ出場争いの真っただ中にいるだけに、注目度の高いゲームとなることは間違いないだけに、「得点を決めて、来季につなげたい」(楠瀬選手)、「”雑草魂”を見せたい」(飯尾選手)とその意気は高らかです。
松本の勝利はすなわち昇格を目指す千葉と大分にとって後退を意味します。果たして、”J1昇格戦線”に波乱を巻き起こす存在となるでしょうか?
(松本担当 多岐太宿)
2012/11/02 19:53