4月7日から行われる日本代表候補トレーニングキャンプに向けて、柴崎岳と昌子源の2選手が鹿島から選出された。
寝ていたところ、強化部からの電話で選出されたことを知らされた昌子。寝ぼけたまま話を聞き、電話を切った後に実感が湧き再び眠りにつくことができなくなってしまったという。
「鹿島が首位にいるし、失点が少ないことで注目されたのかなと思う。周りに助けられているから失点が少ないだけだと思っています」
U-22日本代表に選出されたときはガチガチに緊張してしまった昌子。「それだけはなくそうと思って」と笑い飛ばせるほど、自信を深めてきた。
「行くからにはJトップクラスの人が来る。いろいろな話ができたらいい。短時間で成長できる場所なので、楽しんでいろいろなモノを吸収したい。自分の長所を出せたらいいと思う」と抱負を述べていた。
静かに炎を燃やしていたのは柴崎岳。目下、鹿島では絶好調ということもあり、そのプレーができたときアルベルト・ザッケローニ監督が自分を選ぶ自信はあるか、と問うと、「いまやっているプレーをいろいろなシーンで発揮できたとき、間違えなくそのパーセンテージは上がると思う。良い意味で悩ませることにはなると思う」と鋭い視線を送っていた。
(鹿島担当 田中滋)
2014/04/03 20:01