開幕から3試合フル出場のGK守田達弥。第3節・甲府戦では、度重なるピンチに好セーブを連発し、1失点に抑えた。
「少しずつよくなってきていると思う。試合に出ることで課題が見付かるので、それに取り組んでいる」と守田。例えば、前節はクロスからの失点。それを受けての課題は、クロスが入ってくるときに中の状況を見ておくこと、反応しやすい体の向きをとること、ポジショニングに気を付けること。少しのズレが勝敗を左右するポジションだからこそ、「そういう細かい修正をやり続けることが大事。それを試合でしっかり出せれば」と気を引き締める。
チームは第3節を終えて1勝1敗1分。「まだ無失点の試合がないので、まずは完封を目指す」と守田は先を見据える。
落ち着いた風貌だが、まだ23歳。今季のJ1で出場しているGKの中では、清水の櫛引正敏に次いで2番目の若さ。これからの成長と活躍が楽しみだ。
(新潟担当 野本桂子)
2014/03/17 13:23