Jリーグ・アンダー22選抜(J-22)の一員として9日にJ3第1節・琉球戦(0●3)を戦った大山啓輔が、大宮に帰ってきた。
U-18日本代表でも師弟関係にある高畠勉監督のもとで公式戦を戦い、「結果は残念だったけれど、良い経験にはなった」と大山。練習試合とは違う独特の雰囲気を体験できたことは収穫だったようだ。
もちろん結果に対しての悔しさも大きく、「(敗戦は)期待してもらっていたぶん、申し訳なさもあった。この結果だけがすべてではないけど、内容も良かったというわけではなかった」と大山は振り返った。
ただ、気落ちしているわけではない。J-22は毎回メンバーを選出する形式であり、大山も「今後も参加する機会があれば」と前置きをした上だが、「『若手もできるんだぞ』というところを見せるのがJ3の場だと思っている。それを見せていきたい」と頼もしく前を向いた。
移動を含めてタフさを要求されるJ-22での戦いを、大山は着実に成長の糧としている。
(大宮担当 片村光博)
2014/03/11 16:58