昨季の終盤は右ひざ後十字じん帯損傷で戦列を離れていた鈴木大輔。初タイトルとなった昨季のナビスコカップ制覇は、ピッチの外で見つめるしかなかった。
今季のリーグ制覇へ向けて、調整を進める中、現在までは「順調」と鈴木。12日に行われた産業能率大との練習試合でもインターセプトから前線に攻め上がる場面を作るなど、復調をアピールした。
3日後に控えたJ2・千葉との『ちばぎんカップ』では、柏で親交も深かった山中亮輔が対戦相手として在籍。「対戦を楽しみにしている。この試合だけはやらせたくない」と、盟友との対戦に心を躍らせている。
山中はオマーンで開催されたAFC・U-22選手権に出場するなど、リオ五輪世代の一人。2012年のロンドン五輪に出場した鈴木は、いわば“五輪戦士の先輩”だ。「代表を通して成長してきたことは良い経験になった。ヤマには代表に入り続けることが大事だとは伝えた」と話すなど、鈴木は山中に先輩の貫録を見せ付けた。(文/郡司 聡)
(BLOGOLA編集部)
2014/02/13 19:00