広島は18日、天皇杯準々決勝・甲府戦へ向けての準備をスタート。冷たい雨の降る中で約2時間、ゲーム形式を中心に身体を動かした。
いつも通りに大きな声を出して最後尾からチームを盛り上げる西川周作は、「もう天皇杯へ向けて切り替えている。モチベーションマックスです」と、二冠の奪取へ意気込んでいる。
10年に広島に移籍してから4シーズン目を過ごす西川だが、これまで天皇杯でプレーしたのは1試合だけ。縁のない大会だっただけにプレーできる喜びは大きい。
「やっとプレーできるチャンスがきた」と笑う守護神だが、「甲府にはアウェイで勝てなかった。研究してくる相手だと思うし、簡単ではない」と気を引き締める。
来季の去就も注目される中で、「今は天皇杯に集中すること。獲りにいかないといけない責任を感じていますし、Jリーグ王者として注目される中でいいサッカーをしないといけない」と、ピッチ上に目を向けている。
(広島担当 寺田弘幸)
2013/12/19 00:12