仙台育英高2年の熊谷駿が、12日から甲府の練習に参加している。熊谷は昨年、1年生ながら高校選手権で注目を浴びた大型CB。城福浩監督にとっては兄・敬氏(仙台育英高監督)の教え子という縁もある。
初日からプロ選手と同じメニューに入り、14日の紅白戦では盛田剛平、チェソングンらと組んでプレー。「190㎝あるCBを簡単に探そうと思っても探せない。鍛えがいのある選手。改めて人材は全国にいるんだなと思った」と城福監督もその素材を評価する。
城福監督は彼に期待するからこそ「今どう叩くかが大事ですよ。熱いうちに叩かないと」という言葉の通り、高校2年生に遠慮なく熱血指導。「彼には厳しい注文もしています」と“宿題”を与えたことも明かす。「本人自身がどうとらえてやり続けられるかが大事だし、所属コーチのアプローチも凄く大事」と本人の努力と、兄の指導に期待を掛けていた。
(甲府担当 大島和人)
2013/12/14 18:20