チャ・ヨンファンは今季、さまざまなポジションを務めてチームを支えてきた。メインはCBだが、負傷者が相次ぐとボランチにポジションを移し、離脱者が復帰すると再びCBに戻った。通年で活躍できた選手が少ない中、チャの貢献度はチームの中でも非常に高かった。
今季最も成長した部分について、「昨季よりは言葉が上達してきたので、コミュニケーションをみんなとうまく取れるようになってきた」と述べるチャ。来日1年目の昨季を「言葉がとっさに出てこなかったので、自分が先にやってしまうようなシーンが多かった」と振り返り、「今季は自分が行かなくても、周りをコントロールすることができている」と違いを語る。
チャは練習後も、試合でコンビを組む當間建文や西岡大輝などと行動をともにすることが多く、コミュニケーションを欠かさない。日常をとおして培われた日本語と密なコミュニケーションが、チャの奮闘を支えている。
栃木の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(栃木担当 片村光博)
2013/11/22 17:24