天皇杯3回戦・C大阪戦は、古巣戦となる前田和哉選手のゴールで先制しながら逆転を許した。
「勝ちに結びつけたかったというのが本音ですけれども、大会が終わったので、次に向かってます」と奥野僚右監督。ひとつ道が途絶えたことは残念だが、チームはすでにリーグ戦モードに切り替わっている。
その中で、昨年までJ1で3シーズンプレーしてきた選手の間には、また少し違った感情があるようだ。秋葉勝選手が語る。「J1のチームとやって、またJ1でやりたいなという気持ちを感じることができました。それをモチベーションとして、また岐阜戦に向けてやっていきたいと思っています」
J1に戻るためには、残る5試合でまずは勝ち点4差の6位以内を目指さなければならない。新たなモチベーションを得て、巻き返しの舞台に戻る。
(山形担当 佐藤円)
2012/10/11 20:03