今季は、甲府の福田健介選手、北九州のキローラン木鈴選手、岐阜の井上平選手、そして町田の平本一樹選手と、昨季まで在籍した選手に、痛い目に遭ってしまっています。
「一樹は気持ちが入っていた」と飯尾一慶選手も証言したように、平本選手の気合いの入りようは見た目にも明らか。また、あのPK獲得時の平本選手のドリブル突破は、左でいくと見せかけて右に持ち替えて突破する、彼自身の得意な形で。もちろん、東京Vの選手はそれを分かっていますが、あのとき対応したのが、平本選手の特長を知らない中後雅喜選手だったのも、ついていないというか、残念でした。試合後、他の選手たちは、中後選手のあのプレーと言うよりも、町田の攻撃を受けてしまった後半終盤の流れの悪さを指摘していました。
(東京V担当 田中直希)
2012/10/09 20:42