16日に天皇杯4回戦の鹿島戦を控え、森保一監督が「国立」への想いを語った。
「元日の国立の舞台はすごくいい。サッカー選手として幸せなこと」と話す元日決勝の舞台を、森保監督は5回経験している。「マツダ時代から僕の中には天皇杯は強いっていうイメージがある」と話す相性のいい大会だが、決勝戦は5回とも敗北し、さらに付け加えれば、1点も取ったことがない。敗北の歴史でもある。
ただ、昨季に監督に就任してチームに初タイトルをもたらし指揮官は、「負の歴史を変えてきたので、また歴史を変えていけるようにやっていければと思います」と語気を強め、本年度で最後になる元日国立へ、一際の決意を語った。
「われわれはタイトルを狙っていけるチーム。(4回戦は)アウェイで厳しい戦いになりますけど、元日を目指すんだってことを気持ちの中に植え付けて試合に臨みたいと思います」。まずは16日、カシマスタジアムを突破する。
広島の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(広島担当 寺田弘幸)
2013/11/14 17:11