J1第28節で、仙台はホームにG大阪を迎えます。必勝を期するこの一戦で仙台が警戒したい選手といえば、やはり途中加入ながらここまで11得点と絶好調のレアンドロ選手です。
レアンドロ選手が山形に所属していた2006年に、仙台はJ2の舞台で対戦経験があります。苦しめられることもありましたが、当時は彼の突破を食い止めました。しかし、あの時から6年がたち、さらに成長した点取り屋を相手に厳しい戦いが予想されます。
ここで頼りになるのが内山俊彦選手のデータです。内山選手は山形所属時にレアンドロ選手とチームメイトでしたが、2007年から2008年までは神戸でも一緒でした。「神戸の時は特にプレーが切れていましたね」と振り返る内山選手ですが、その後にG大阪やカタールの2クラブでのプレーを経たレアンドロ選手がさらにパワーアップしたと感じています。
「最近のプレーは、シュートシーンを見ただけでもそのうまさが分かりますよね。最初に抑えなければいけない選手です」と警戒し、内山選手は仲が良かったというレアンドロ選手の特徴について守備陣でしっかり分析するとのことでした。「組織でレアンドロを抑えることで、相手の攻撃力を半減させたい」と意気込んでいます。
(仙台担当 板垣晴朗)
2012/10/03 18:06