第30節・横浜FM戦で56分から出場した後藤優介(写真上)と、69分から出場した松本昌也(写真下)。毎日連れ立って練習場へ行き帰りする20歳と18歳のコンビは、試合前からそろって出場を楽しみにしていた。
ネットで中村俊輔のプレー動画を見て「19歳のころからあんなにすごかったんですね」とあらためて驚いた後藤は試合後、「動きを読もうとしても逆を突かれる。重心移動もほかの選手と全然違う」とお手上げ状態。松本も「本当に相手をよく見ている。突破するのかパスを出すのかの判断も早くて的確だった」と舌を巻く。
後藤は中澤佑二のラインコントロールについても「細やかだった。得意のウラ抜けを狙ってもちゃんとついてくる」と圧倒された様子で、「でも大分も4バックにしてからこまめにラインを上下するようになったので、練習してレベルアップしたい」と語る。「このマッチアップの経験を生かしたい」という松本とともに、さらなる成長を誓った。
大分の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/10/30 15:38