「(城福監督は)予言者と言うか…、前節・北九州戦のハーフタイムの『同点に追い付かれても』とか、『今日はオマエが点を取れ』と言った選手が点を取ったり。そういうのはFC東京のときからよくあった」
指揮官を“予言者”と評すのは、08年のFC東京時代にも城福監督の下でプレーしている荻選手。前節・北九州戦では、1-0でリードして迎えたハーフタイムに「もし同点にされたとしても、そこからが強さを見せるところだ」と選手を鼓舞。実際に試合は、同点に追い付かれ、さらに逆転を許す展開の中で「強さを見せるところだ」を体現した甲府は“再逆転勝利”。試合後の会見で城福監督は「予言どおりになってほしくはなかった」と話しましたが、どうやら不思議な“予知能力”があるようです。
「嫌な予言をされたときは、ちょっと怖い(笑)」(荻選手)。果たして、城福監督の次なる予言はいかに。
(甲府担当 泰良和彦)
2012/09/28 18:50