10月6日~14日に天津で行われた第6回東アジア大会で3得点を挙げたU-20日本代表の鈴木武蔵が、16日から新潟の練習に復帰した。「今回はけがもなかったし、点も取れた。プロになって一番収穫になった遠征だった」。
夏のスペイン遠征では、チームのことを意識しすぎて持ち味が出せなかった。その反省から、今回はチームプレーと自分らしさを出すプレーのバランスを変えて臨んだという。
3点の中で特に自分らしさが出せたのは、中国戦。左サイドをワンツーで抜け出して、豪快なミドルシュートを決めた。「打ったらたまたま当たって(笑)。でもその日は体が軽かったので、サイドだしどんどん仕掛けていこうと思っていた。イメージしていたとおりにプレーできてよかったです」。
ゴールの感覚は徐々に上がってきている。その成果をリーグ戦でも生かしたいところ。リーグ残り6試合に向けて「出場時間が短くても、ワンチャンスでも、その日で一番いいシュートが出るようにしたい」と意気込んでいる。
新潟の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(新潟担当 野本桂子)
2013/10/17 09:16