お疲れさまです。
愛媛戦を3日後に控えたこの日の練習。紅白戦が行われた際、途中から武田英二郎選手が主力組の左サイドバックに入りました。途中まで坂本將貴選手が入っていたこともあり、愛媛戦の先発については武田選手も話すように「分からない」ですが、第29節鳥取戦を最後に先発から外れてしまっているだけに本人は意欲的でした。
試合に絡めない期間、練習や練習試合ではボランチやセンターバックなど、本来のポジションではないところでの起用もありました。しかし、そういう期間には居残り練習で対人練習を行っている姿もありました
「出られない時期は居残り練習で対人とかやったりして自分に足りないものを、ずっとやってきました。最近、一気に涼しくなって夏場の暑さの疲労からも解放された感じがあって体がめっちゃ動きますね(笑)」
と武田選手はその時期を振り返ります。木山監督も紅白戦で武田選手を主力組で起用したことについて
「サカ(坂本選手)も、よくやってくれているけど愛媛が5バック気味に来たときは英二郎の推進力が生きるかなと。英二郎も夏場、運動量が落ちて持ち味の推進力が鳴りを潜めてしまって逆に守備で穴を空けることもあった。ただ、だいぶ動けるようになっているし、試合までの2日間でサカか英二郎かしっかり見極めたいと思う」
と話していました。
「出られなくなって最初の時期は正直、少し落ち込みました。でも、若手の練習で、と言っても自分も若いんですけど(笑)、ハル(井出遥也)や祥(佐藤祥選手)とやっていても、あいつらうまくて自分が出られなくても当然だなって思いました。だから、いろいろと、それからやってきたし、感覚も悪くないんで試合に出られたら結果を残してあの時期があって良かったなと言えるようにしたいです。去年、マリノスで出られなかった経験というのも生きているのかなと今は思います」
果たして出番はあるのか。愛媛戦の左サイドバックに注目です。
(千葉担当 杉山文宣)
2012/09/27 23:51