天皇杯3回戦は、新潟にとって相性の悪い大分戦。2005年7月24日のアウェイ戦(3○1)以降、J1大分には13戦連続勝ちなし(リーグ戦9試合、カップ戦4試合)の記録が続いてるのだ。当時から出場していた本間勲は「昔は大分のDFが固く、慌てて攻めてカウンターを受けていた。相手のやりたいことに、ハマってしまっていた」と振り返る。「でも苦手意識はないですよ」とも。
第28節・鳥栖戦では、三門雄大に代わり後半から出場。次々とセカンドボールを収めては前線にボールを供給し、勝利に貢献した。そのカギとなった距離感とバランス感は本間の真骨頂。好調をキープし、今回の天皇杯・大分戦にも出場濃厚だ。
「僕は三門やレオ(・シルバ)のように前に突進する力はないけれど、前線で時間を作ってもらえれば、サポートしながらバランスを崩さず攻撃できる。ディフェンスラインに吸収されないよう、3つのラインのバランスをとりたい」。
自らの持ち味を発揮し、8年ぶりの勝利を目指す。
新潟の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(新潟担当 野本桂子)
2013/10/11 14:06