第33節・愛媛戦で、今季初めてボランチで先発出場した武田英二郎。本来のポジションは左SBだが、昨季千葉では練習試合でプレーした経験があり、攻守両面で好プレーを見せた。
愛媛戦では終盤に退場となったが、復帰した第35節・徳島戦では再びボランチで先発。「思い切ってボールを奪いに行って、取り切るプレーはSBのときよりも増えていると思う」と手ごたえをつかんでいる。
とはいえ、徳島戦も好ゲームを繰り広げながら逆転負け。武田も「結果は勝ち点ゼロなので収穫はない」と厳しい表情を崩さないが、「内容は次につながる試合だった。前節を終えて、これまでより形がはっきりしたので、あとは今の形を続けていくだけ」。
残りは7試合。厳しい残留争いの中で、新境地を開いたポジションでの、さらなる活躍が期待される。
鳥取の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(鳥取担当 石倉利英)
2013/10/04 14:47