22日に行われた前節・長崎戦は1-0で勝利。レ・コン・ビンの来日初ゴールで先制するも、36分にそのレ・コン・ビンが退場。そこからの時間を10人で守り切っての勝利に財前恵一監督は23日の練習試合後にあらためて「選手が本当に最後までよく戦ってくれた」と称えた。
敵将の高木琢也監督も「札幌は質の高い集中力を保っていた」と称賛したように、10人になってからの札幌は全員がハードワークし、虎の子の1点を守り切った試合だが、財前監督は「1点差だったのが大きかったのかも。2点差だと気持ちに緩みが出て、崩れていたかもしれない」と分析する。
現在7位。プレーオフに進出するためにはもう一つ順位を上げなければいけないが、余裕のない立場にいることが、札幌イレブンのパワーを引き出しそうな気もしてしまう。
ラスト8戦、長崎戦のような強い集中力を発揮し、6位以内へとくい込みたい。
札幌の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(札幌担当 斉藤宏則)
2013/09/23 19:17