前節・新潟戦では新しく取り入れた[4-3-3]が攻撃面で機能せず、前半はシュートゼロに終わった。代表戦から帰国後すぐに出場したノヴァコヴィッチは、チームの現状をどう見ていているのか。
「この10試合をみると、1年間の積み重ねが失われてしまったようだ。大宮の強さである、ボールを動かす、人を動かしていく中で相手を崩していく。そういった自分たち本来の強さを忘れている」。
ただ、投げやりになっているわけではない。むしろ、初タイトルやACL出場への想いはチームで一番強いといっても過言ではない。「自分たちの力で3位(以内)に入ることはあきらめない。まだまだ可能性はある。それぞれの選手が人のために走る、お互いがお互いを助け合う、そういったことをしっかりやれば結果はついてくる」。
そして最後に…。「サポーターはチームがどんな状況でもそばにいてくれる。本当に感謝している」。クールガイ・ノヴァの熱い気持ちが勝利を呼び込むか。
大宮の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(大宮担当 上野直彦)
2013/09/19 20:26