18日、タイからテレビ局がやってきた。日本のサッカークラブを取材しているとのことで、熱心にカメラを回し、練習後には選手にインタビュー。海外でプレーしたことのあるアジア人として、相馬崇人に白羽の矢が立った。
出待ちゾーンに現れた相馬に話を聞くと、「日本、韓国は強くなってきて、ヨーロッパでもやりやすくなってる。中国、タイ、ベトナムとかは、10~20年後にはその流れになるかもしれないが、いまはまだ。仮に自分らがベトナムで生まれていたら、良いプレーヤーだったとしても、ヨーロッパに行くのは簡単なことじゃない」と現状を指摘。そして、「僕らはアジアの中でも良い立ち位置にいて、ヨーロッパでチャレンジする機会が与えられてる。それは幸せなこと」と、感謝することの大切さを話した。
J1昇格、そして、さらなる高みを目指す終盤戦へ、相馬の“神戸を強くする”ための戦いは続く。
神戸の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(神戸担当 小野慶太)
2013/09/18 15:09