8日にアルウィンで開催された京都との天皇杯2回戦は、1-3で敗戦。2012年の天皇杯は2回戦で終了となりました。勝ちたかったのは事実ですが、同カテゴリーで順位も上の相手ですからやむを得ない部分もあります。しかし2回戦は各地で“アップセット”、“ジャイアント・キリング”が起こったことを考えると、どうせならカテゴリーが下の相手と戦って、「ここですか?」などと言われた方が(ネタとしては)面白かったなあ、などと不届きなことを思ったりもします。
京都とは今年3回目の対戦で初の敗北となりました。試合直後にも反町監督は京都の前線の選手たちに高い評価を与えていましたが、特に中村充孝選手はお眼鏡にかなった様子で、天才と絶賛。「清武よりも上。オリンピックに出ていれば、今頃ヨーロッパに行っている」とも。かつて北京オリンピックの監督として多くの若手を見いだした指揮官が「将来は代表に入る」と太鼓判を押していました。
そして明くる9日、指揮官が向かった先は駒沢。そう、町田vs北九州の試合観戦を行っていました。詳しいことはコメントできないとしながらも、「ストロングなところ、ウィークなところを見るのがスカウトの仕事(笑)」と今節への手応えをつかんだ様子。「序盤とはシステムを変えて、選手が生きる配置をしている」町田への警戒心を強めていました。
(松本担当 多岐太宿)
2012/09/12 17:31