山形は3日、東北学院大とトレーニングマッチを行い、5-0で勝利を収めた。新加入の大久保剛志が3得点、廣瀬智靖が1得点3アシストと結果を出した。だが、この試合で特に目についたのがキム・ボムヨン。得点こそなかったものの、前半のアシストも、後半の得点の起点となったドリブルも、大声でボールを呼び込むキムの積極性から生まれた。
ボールに関わろうとする積極性は最近のキムから見られるモノだが、それについてキム本人は「日本のサッカーに適応するために一番必要なモノと考えているのが、ボールに関わること。二番目に、それを土台にして技術であったり個人技であったりを大事にしている」と説明する。
ピッチ外でもチームメートと積極的に会話することで「グラウンドレベルで使うような日本語はだいたい習得できた」と言葉の壁はなくなった。6試合76分間の出場で止まっているプロのキャリア。その先へ進める準備はできている。
山形の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(山形担当 佐藤円)
2013/09/03 20:08